あおけましてお麺でとうごさいます。
という、12月の真ん中くらいから沈黙を守ってきた割に&正月も終わったタイミングでこんなダジャレで復帰(?)したわけですが皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。
僕はこんなにゆったりとブログを更新できる時間ができたのは思いの外久しぶりで更新もできていませんでしたが、なんとか元気です。そうです、今年も除雪の仕事がハードなので人間としての尊厳を危うくしつつも自分しかできない仕事を延々とこなしておりました。とはいえ、僕はこの仕事結構好きなんです。もともと空っぽで何の取り柄も、褒められる部分もない僕が唯一仕事の達成感というか、やりがいを感じる時期でもあるので。話はそれますが「仕事のやりがい」という呪いをかけられて社会に飛び出していった新卒者たちが真実に目覚め、有象無象のがゾンビともレジスタンスの魔女ともなってホワイト企業を求め彷徨っている転職戦線の戦況が気になるところです。
僕は最近とにかく仕事、とにかく仕事をしています。命を削りながら、精神をすり減らしながら進めています。今こうやって好きなことを書いているのはちょっと極限に近い身体状況で「おやすみプンプン」を読み返してしまったことが少なからず影響していると思います。自分の中で様々なことが自己完結している気になっているのはまさに童貞のメンタリズムそのもので、さっき転職戦線なんて書きましたが僕が今参戦している婚活戦線においてそんな自己完結してる感なんぞ不要のものであるからさっさと捨ててしまおうと思ったり思わなかったり。
あの、いいんです。どう思ってもらっても。僕は今、かつてないほどに仕事に意義とやりがいを感じていて、協力してくれる若い衆もいるので、この冬はみんなでこの仕事を乗り切って、寿司屋とキャバクラをハシゴして打ち上がったらいいじゃないのなんて思っています。回らない寿司でも食い散らかして、場末のオネーチャンを馬鹿になって口説くくらいで上越に住む人間の人生は丁度いいのかもしれません。人間の欲なんぞ、所詮と思います。
僕が埼玉にいるころに出会った社長さんが良く言っていたのですが「馬鹿は馬鹿になれない、馬鹿だから」という言葉があります。当時23歳の僕はわかったような、わからなかったような心持ちでしたが今ならわかります。はした金でキャバクラ行って馬鹿になれないやつは本物の馬鹿なんだということなんだろうなと思っています。なにか違うかな。
最近、「今宵の月のように」を聞きます。くだらねぇとつぶやいて、冷めた面して歩く。宮本さんはサッポロビールのCMにも出ていますが、情熱と熱意を持ったオトナだと思います。あとレキシの家督もよく聞く。
しばらく土に潜ったような生活が続くと思いますが、それでも連絡をくれる友達がいたり、飲みに連れ出してくれる友達がいたり、曲を作ってくれる友達がいたり、とにかく今僕はとても幸せな環境にあると思います。本当に幸せを噛み締めて毎日生きている。今年こそ、両親を大事にしたいと思います。父と母は離婚して別々で、父は福井でなんだかんだ楽しく生活してるっぽいですが母は身近にいるだけあってやっぱり歳をとってしまった、なんて感じることもある。僕がしっかり、自分の家庭を築かなくてはと躍起になっています。おやすみプンプンは数年前に読んだはずだったのに、プンプンママの数ページで少し泣いてしまった。当時わからなかったことが、響かなかったことが、わかる年齢になってきた。生老病死の四苦は僕らの定め。時間は一定に流れていくのを止められないから、今この瞬間はどんなにお金を積んでも、どんなに祈っても戻ってこないのさ。だとしたらやるべきことが見えてくるはずなんだ。
俺もまた輝くだろう、今宵の月のように。
おやすみ。