よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

トイ・ストーリー5(日記253)

トイ・ストーリー5を見てきた。何がすごかったかとても言語化できないくらい極まっていて間違いなく今年の映画で一番の映画になるはず。

イオンシネマ須坂まで行ってきた。スタンプラリーも回って限定ポストカードをGETしたぞ。

先にトイ・ストーリー1の思い出から語らせてほしい。トイ・ストーリー1は1995年、31年前に公開された。僕は6歳だった。当時、山奥の村に住んでいた僕ら田舎キッズが新しい映画を見るにはふもとの街の映画館(いわゆる高田中劇)へ連れて行ってもらうか、映画館の巡業で村の公民館に回ってくるのを待つしかなかった。

村といえど公民館はなかなかの大きさで、その中で一番大きなフロアにゴザを敷いて真っ暗にして、入口にはお菓子やジュースが売られていて、チケットは当日券をその場で買うか新聞屋さん関連(だったと記憶している)の家庭から親が前売りを買ってくれるか。映画の巡業が来る日は学校もその話題持ち切りで村の小学生全員がその夜は公民館へ集まっていた気がする。

毎年夏にやるドラえもんやクレしんの新作映画はだいたい回ってきていたと思う。映画館でもらえる公式のおまけグッズも同様に配られていた。当時はそういう映画の巡業があったのだ。

幼い記憶ではこの映画の巡業でトイ・ストーリーが回ってきた日の夕方、僕の話をなんでも聞いてくれるおばあちゃんに「トイ・ストーリーっていう新しい映画があるんだ」という話をした。おばあちゃんは興味なさそうに「へぇ」と反応してくれた。矢継ぎ早に「映画行くからお小遣いほしい」とつなげる。「いくらだね?100円か」「1500円」「高いねか!」そんなやり取りをした。

果たしてその晩、僕は公民館でトイ・ストーリーを見たのか、という記憶は正直曖昧ではあるが、とにかくトイ・ストーリーというディズニー映画の新作アニメが始まった瞬間の高揚感はネットもない山奥に住む6歳の僕にもしっかりと届いていた。

なぜこのエピソードを先に述べたかというと今作のトイ・ストーリー5はこの31年間の自分の成長を実感できるトリックが仕込まれているからである。御存知の通り「当時子供だった視聴者が大人になってもそのコンテンツを楽しめるような描写」は少し前から目に見える形で流行っており、それに当てられ琴線にぶっ刺さり涙を流す光景(オトナ帝国の逆襲のことを言っている)というのはもはやお馴染みとなってきたが、今作に至ってはその描写がとても丁寧に描かれていた。

やっぱディズニー(ピクサー)ってすごいなと感嘆しっぱなしである。

スタンプラリー。イオンモールがでかすぎてなかなか難しかった。

以下、感動したポイントを箇条書きにしておく。

・イマジナリー世界の描写が素晴らしい!ショートで良いからこれで1本映画作ってくれ!

・ブルズアイが...喋った!?

・ジェシー報われてよかったわ。不安定カウガール。

・バズ報われてよかったわ!!おめ!!

・最近のディズニーアニメはセクシーな馬がよく登場する。

・チョコプラ再出演おめでとう!

・成長とともに手放してきた数々のデバイスたちを思い出す。チャレンジの付録でついてきたやつとか。

・スマホ、タブレットを与えられた子供...ねぇ。

・なんで人形が太るんだよ。

・ハゲるのはわかる。

・時代とともにおもちゃが進化、イマジナリーが加速する!

・テーマが本当に素晴らしかった。制作陣の強いメッセージを感じた。

・ハイテクバズ軍団優秀。そうか、そうなるのか。

・あのセリフもあのセリフもキレイに回収!お見事!

 

さてまとめに入る。

トイ・ストーリー1から前作までちゃんとチェックして作品と共に成長してきた諸君らも、なんとなく新作映画を追いかけた結果全部見てきた諸君らも、ディズニー映画という枠なのでピクサーだけど付き合ってくれた諸君らも、今作は素敵なプレゼントを受け取ることになる。流し見でも良いからぜひ1から4まで見てから今作を見てほしい。とっ散らかった1つのシーズンがきれいに収まった、という感じがするぞ。

ともかくオススメの映画だ。デカいポップコーン抱えて映画館で見てほしい。

to Infinity and beyond!

アメリカ8日目最終夜、いざサラバ!アメリカ!(日記252)

姉夫婦に見送られ、深夜のロサンゼルス国際空港にいる。ISSEIが「そういえば空港の中新しくなってるみたいだから写真何枚か送ってー」と言っていたので離陸までの時間を散策して過ごす。

結局パンダエクスプレスには行かなかったな。あの箱に入ったヌードルを食べたい気もしたがアレの料理名がわからなかったのと単独行動でちょっと不安だったので断念。まあでも「わざわざ食べるものじゃない」という意見もあったので何かの機会で良いか。

保安検査場を過ぎたエリアでは羽田と同じで小規模の飲食店やショップがたくさんあり、フードコートのようだった。バーカウンターやカフェも充実。座席もたくさん。フリーWi-Fiもあり、いくらでも時間を潰せる環境が整っていた。深夜の空港。ゾクゾクします。

お土産について。僕の場合はドジャースタジアムやテメキュラやラスベガスといった観光地で買いためたグッズ類とロサンゼルス市街のスーパーマーケット(ウォルマートとか)で売ってる現地のもの(色鮮やかで極甘なお菓子とか日用品とか)をチョイスしがちだったが、右のAMERICA!という看板のお土産屋さんでやっと日本人好みのお土産を見つけることができた。星条旗が大きく外箱パッケージにデザインされているクッキーやテンガロンハットだ。お土産屋さんというのは日本の温泉街でもアメリカでも同じ感性で構成されているんだなと思った。描かれているのが草津温泉まんじゅうなのか、星条旗なのかの違いだけなのかもしれない。

さて一通り散策したのでいよいよ搭乗ゲートの近くで待機する。椅子に座り写真を見返していたときくしゃみをしたら、少し離れたところに座っていた黒人女性がナイス・ショットと言ってくれた。この文化初体験の僕は恥ずかしそうに照れ笑いをしただけだが、サンキューと返すのが本来のやり取りらしいというのを帰国後に知った。

出発時間が近づく。帰りの便は予定通りANAの飛行機だった。

では飛びます。

離陸!この便の座席は窓側3列の通路よりにしてもらった(つまりC席)。

隣はアジア系の若いカップルが仲良くべったりとくっつき独自のワールドを展開していたためこっちとしては気にならず快適な座席だったが、後ろの中国人ファミリーのママが赤子を抱いたまま座っていたようで「それ以上シートを倒さないで」と言われてしまった。そんなのありかよ。フライトは10時間、対戦よろしく願いします。

早速食事が配られた。深夜だからか軽食だった。パッケージがかわいい。

バナナとでかいチョコクッキー(エンゼルパイみたいなやつ?)とツナサンド。このツナサンドが塩コショウが効いてて冷たくて美味しかった。通路の反対側に座っていたゴリマッチョ系のにーちゃんは離陸と同時に爆睡していたのでCAさんが座席の小物入れネットに1つ入れ、にーちゃんの体型をみてもう1つ忍ばせていた。ちょっとおもしろかった。

さてここから長いフライト時間を過ごすのだが、睡眠と覚醒を何度か繰り返していたようで正直あまり記憶がない。途中後ろの赤子が泣いたりして目が覚めてまたうとうとして、思いついたように映画を流してまたうとうとして、みたいな感じだったと思う。時差もあるので今は何日の何時だ状態。ずっと真夜中の気分。本当に記憶がないので虚無の時間とはこのことを言うのだろうと思った。画面に映る「今ここを飛んでいますよ」というアレもほぼ太平洋なので面白くない。

書いててふっと思い出したのだがリラクゼーションのBGMを流してみたが全く合わずすぐ止めたような気がした。帰りの飛行機はなんだか夢の中に居たようで曖昧な記憶ばかりだ。

2度目の食事が配られた。

テリヤキチキン丼とミニ冷やしうどん、フルーツとヨーグルト。ドリンクはサッポロビールをチョイス。普通に美味しかったです。海外旅行へ行くと日本の味が恋しくなると聞いていたので日本食はよほど感動するかと思いきや案外そうでもなく、普通に美味しく頂きました。これはどこかで書いた記憶があるけど、それだけ僕らの日常の食生活はアメリカに近いものになっているのだと思う。味噌汁出されてたら感動はあったかもしれない。

食後、忙しなくゴミたちが回収されドリンクが配られ、あれよあれよと言う間に着陸準備に入った。CAさんたちのキチっとした感じはさすがANAって思った。

着陸。ただいまジャパン。帰りの飛行機は全然揺れなかったな。

正直これといった感動もなく、あー、帰ってきたわ。というのが素直な気持ち。お、ドコモの回線入った。とか。時間が経つにつれてだんだんと無事に帰ってきたことの安堵感が湧いてきた。

預けてあったお土産を満載したISSEIのでかいキャリーケースを受取り税関の申告をした。唯一不安だったワインの量についても問題なく持ち込めていた。職員さんに申告の用紙の書き方を教えてもらったとき「ああ、日本語通じる」と思った。

羽田空港を去る頃、羽田へ向かう旅行者とすれ違う。数日前の自分もこんな感じでわくわくしてたのかな、などとちょっとだけ感傷。ちなみにめっちゃちゃわくわくしてました。(過去記事参照)

yoneco303.hatenablog.com

 

さて帰宅する。ここからが非常にスピーディーで驚いた。

飛行機を降りたのが日本時間早朝5時過ぎ。羽田空港第3ターミナルから東京モノレールで浜松町へ。そこから東京駅に着いたのが確か朝6時ごろ。東京駅から新幹線始発で上越妙高駅到着が朝8時15分。タクシーで実家へ向かい家についたのが8時30分。飛行機降りて3時間半くらいで実家に到着した。無限にも思える飛行機の時間はなんだったのだと思うくらい。

出勤前の母親に「あんたもう帰ってきたの」と驚かれる。母親を見送りシャワーを浴びて実家の布団に転がったのが9時過ぎ。なんじゃこのタイム感。さながらRTA。多分一番早いと思います。

羽田で変な欲を出して東京観光とかしてたら多分帰るのだるくなってしまう気がしたのも確かで、飛行機降りたらサクッと帰路についたのは正解だったかもしれない。モノレールから新幹線への乗り継ぎもちょうどよかったし。

これだけの経験をしてきたのに、終わりはあっけないものだとつくづく思う。

というわけでアメリカ旅行の思い出を長々書いてきた。駄文に付き合ってくれてありがとう。この旅行は僕の人生に大きな追い風となっているのは今日に至るまで実感しているところだし、なんというか生活に心の余裕ができたと思う。僕はこれから何があってもこの記事を見返せば元気が出る。自分が体験した貴重な経験をまた何度でも振り返り追体験することができそうだ。

結びに、今回の旅行をサポートしてくれた姉夫婦には心から感謝申し上げる。この記事を書ききるまでの間、実は姉夫婦はロサンゼルスからテキサスへ引っ越した。日本からは遠くなったがそこでもよろしく過ごしているようだ。

イケメンカリフォルニア人シェーンとその家族は僕が帰国した数カ月後に来日したらしい。アニメ文化が好きなシェーンは東京を楽しんでくれただろうか。

とにかく良い旅行でした。海外なんてそう何度も行けるものではないので貴重な体験をさせてもらったことを心の聖堂に大切にしまっておきたい。

これで一旦、完走ということで締めることにする。

気が向いたらもう少し擦って箇条書き程度の小話をするかもしれない。

アメリカ8日目最終夜、ブラックアンガス最強赤身ステーキ(日記251)

ドライブから戻り最後の荷物整理とパッキングを済ます。

すでに洗濯を済ませていた衣類はカリフォルニアの乾燥した空気のお陰ですっかり乾き、アメリカらしい強めの洗剤の香りが染み付いたシャツとジャージに着替え、飛行機に乗る準備は完了した。この洗剤の香りは旅から戻ってもしばらくはバックパックと衣類袋から取れず、その度にロサンゼルスの姉夫婦の家のことを思い出す。

大量に買ったお土産はISSEIが貸してくれた巨大なキャリーケースになんとか収まった。ウォルマートのお菓子、Trader Joe'sの日用品と買い物袋、ワイナリーのグラスとワイン、大谷翔平グッズ、ラスベガスのコカ・コーラショップで買った小物。このキャリーケースを今回僕が日本に持っていて、今度ISSEIが日本に来たとき日本のお土産を詰め込んで持って帰るという作戦だ。

さて最後に何を食べようか、というのがここしばらくの宿題だったが心のなかでは揺らぐことなく決まっていた。やっぱりカリフォルニアの美味しいステーキを食べて締めたかった。

ということで空港に行く前にブラックアンガスというステーキハウスへ寄ってもらった。

最初から言ってしまうがここも漏れなく美味かった。カリフォルニアに来て一番良かったのがステーキ、肉の赤身の美味しさに驚かされた。牛の種類が違うんですかね。肉だけでなく野菜や芋類も美味しかったのでアメリカ大陸の大地エネルギーが食品にも良い影響を及ぼしているのかなと勝手に思い込んでいる。真相は不明。

まあいい、ステーキが来るぞ。

どかん!やっぱステーキだよステーキ!メインのステーキの種類、重さ(オンス)、焼き方をオーダーする。サイドディッシュは2品選ぶことができたのでマッシュポテトとブロッコリーのグリルをチョイス。相変わらず芋は美味いし、ブロッコリーのグリルはシーズニングが丁度良く美味かった。そしてやはり肉自体の味が濃くて最高に美味かった。

最終夜の最後のディナーということもあり姉夫婦が写った写真ばかりだったのでここでUPするのは遠慮しておく。ステーキのお供に注文したのは今回のカリフォルニア旅行以降ドハマリするビール、ブルームーン。優しい炭酸にマイルドな甘みがあるビールでだいたいカットオレンジが添えられている。これは帰国後早速やまやで大量購入した。日本で主流なピルスナー系とは異なった味わいで今だに飲んでいる。

ブラックアンガスも形態としてはレストランなのでテーブル担当のスタッフ、サーバーさんが付いており、日本語をちょっと話せる陽気な白人男性でとても良いサービス気さくなトークをしてくれた。サービスに対する対価としてのチップはしっかり払う。

この旅行では姉夫婦にはお世話になりっぱなしだった為、最後のディナーはせめてものお礼にと払わせてもらった。姉は喜んでくれたようで安心した。

やはりきょうだいというのは近くにいようが遠くにいようが、眼の前にいる瞬間は良くも悪くも壁がない。互いに言いたい放題、悪い態度も出し放題であるがこれで良いのだ。ウチはこれで本当に良いのだ。

楽しい食事の時間だった。ロサンゼルス国際空港LAXへ向かう。残念ながら何事も終わってしまえばあっという間なのだ。夢のような9日間。アメリカ、カリフォルニア、ロサンゼルス、ラスベガス。今まで「海外は行ったほうが良いよ」と色んな人から言われてきた。今回行って本当に良かったと思う。行けるときに行くべきだ。ただ付け加えるならば、目的を明確にという意味合いを足したい。

実は今回の旅の目的に「姉夫婦の生活っぷりを親に代わって確認(偵察?)しに行く」というものがあった。9日間遊ばせてもらってその目的は十二分に達した。が、それ以外ではどうだったか。自分自身アメリカへ行くという計画をコロナもあって2年ほど練る時間があったわけだが、結局は食べ物、飲み物、スーパーマーケット、観光地という極めてありきたりな淡い目的を持つことしかできなかった。自分の欲が希薄なのではなく、無知ゆえに目的設定が弱くなってしまったのは反省点だと思う。

ただそんな希薄で淡い目的であっても大国アメリカはその大きさで十二分にカウンターパンチをお見舞いしてくれ、結果的にはとても勉強になった。僕が何に感動してどう思ったかについてはここまでの記事を巻き戻して頂きたい。

とにかくアメリカは大きくてすごい国だと思った。

空港内で姉夫婦と最後のお別れ。深夜までありがとう。

長いエスカレーターの先に保安検査所がある。ドキドキの出国検査、と身構えていたが出国に関してはそこまでプレッシャーを感じる瞬間はなかった。飛行機の運行に危険なものを持っていなければOKという感じで、入国時にその国でNGなものを持っていようがそれは入国の検査で弾かれるだけなので出国の時点ではうちは関係ないです、という意味合いらしい。

ここで気になったのはテメキュラで買ったワインボトル1本とデザートワイン2本くらいか。量的には問題ない(はず)なので日本に帰ったときに没収となるか、果たしてどうか。

これからは深夜のロサンゼルス国際空港搭乗ターミナルで少し過ごして日本へ帰ります。もう少しで完走かな。

去年の4月の話をまだこすり続けているなんて、よもやよもやだ。

 

アメリカ8日目、感動チキンフィンガー「Raising Cane's」(日記250)

朝食のモンスターハンバーガーを食べて3時間後、ランチにチキンフィンガーのお店レイジング・ケインズに来た。ここのチキンは最高に美味かった。まだ日本には出店していないが、ドジャースのベッツが広告に起用されていて現地ではメジャーなお店のようだ。

朝からケインズでチキンを食べていると黒人さんからブラザー認定されるという話を聞いた。僕が仲の良い友達にBroというのはここでチキンを食べた実績を解除したからだと思ってほしい。ヒップホップカルチャーにかぶれた訳ではない。ケインズでチキンを食ったんだ。

さあ本物のチキンが来るぞ。

まじで半端ない!茶色、茶色アンド茶色の応酬。

チキンフィンガー4本、ポテト、バタートースト、申し訳程度のコールスローとでかいドリンク。最後の最後までアメリカは裏切らない。そしてこのソースが最高に美味い。揚げ物頼んだらオリジナルのディップソースが付属されるこのカルチャー日本にも早く輸入されないかな。絶対流行るのに。

もちろんチキン自体にもしっかりと味がついている。細長くカットされておりザクザクの衣とオリジナルのスパイスを十分楽しむことができる。揚げたての鶏肉はジューシーでほろほろとほぐれる。唐揚げでも竜田揚げでもない、フライドチキンならではの旨さに脳が喜び幸せホルモンが無限に溢れ出る。ポテトも良い。そして何よりバタートーストもめちゃめちゃ美味い。シンプルなトーストだがバターの香りが良くフライドチキンによく合う。

茶色いものばかりで疲れたら酸味の効いた冷たいコールスローサラダでリフレシュ。チキン、ポテト、トースト、コールスロー、永遠の輪廻転生。永久機関の誕生である。逃れられない。

ところでチキンフィンガーとはなにか。調べてみたら鶏肉を長く切って揚げたもので、その長さからフィンガーと呼ばれているものの中に骨は入っておらずそのままかぶりつくことができる。手軽でいながら食べごたえのあるフライドチキンだ。

レイジング・ケインズ。世界最高の完成されたフライドチキンはここで食え!

さて、美味いものを食べてご機嫌なのは確かなのだがロサンゼルスの滞在時間も残り僅かとなってきた。名残惜しい、さみしい、そんな気持ちを察してかISSEIがドライブに誘ってくれた。

ロサンゼルスは相変わらず好天で良い日差しが降り注いで、鮮やかだった。

向かった先はランチョ・パロス・ベルデス。トランプ大統領のホテルグループが運営する高級ゴルフコースもある高級住宅街だ。ちょっとした城みたいな家がたくさんあり、物々しい塀で覆われていた。映画で見たマフィアのボスが住む家みたいな感じ。当然プールもあるのだろう。

ここで更に嬉しいサプライズ。数日前に射撃場へ連れてってくれた美男子シェーンとタイ人元気ガール、ニーナがオーナーをしているエキゾチック・タイ料理屋Swan Thai PRVに到着。シェーンはレストランの他にもいくつか仕事を持っているビジネスオーナーらしく、この日この時間に店舗に居るかわからなかったが奇跡的にまた会うことができた。空いたテーブルでノートPCを見つめるイケメンがいると思ったらシェーンだった。

せっかくなのでお店のMAPを貼り付ける。めちゃめちゃ高評価のお店である。高評価だけあって佇まいの諸々のセンスが良い。ドリンクもあまり高くないのにしっかり南国な雰囲気で極甘で美味しかった。何より場所が良い。ビーチを望む丘の上にお店がありテラス席が多い。写真の通り沖がよく見え、リゾートに居るかのような気持ちになれる。隣はASAKA(朝霞)という寿司屋だったがここは関係ない。

シェーンは実家のパーティーにも招いてくれたし射撃場にも連れて行ってくれたし、滞在中はとても良くしてくれた。この場で心からの感謝を申し上げる。日本に来るときは変な日本語を教えるのでご一報頂きたい。

ドライブが終わり一旦帰路につく。なんとなくどんよりしてきた。ロサンゼルスは少し移動するとホテル、ビーチ、お土産屋みたいな小さい観光地をよく見かけた。

実はこの頃はもうだいぶ落ち込んでいた。さようならロサンゼルス。鈍色の空のように心を曇らせていたら丸亀製麺があった。進出。

このあとは8日間お世話になった姉夫婦の家で荷物とお土産の整理をしてカリフォルニア最後のディナーを食べ、深夜0時ごろの飛行機で帰国する予定だ。

このブログもあと1~2回くらいで完走か。

もう少しのお付き合いをお願いしたい。

アメリカ8日目、超マーケットCOSTCO(日記249)

ご機嫌な朝食ハンバーガーを食べた後にCOSTCOへ行ってきた。間のTは発音しないらしく本当はコスコと呼ぶようだがここは日本人らしくコストコと呼ぶことにする。

おなじみのフードコーナー。価格がバグってる。ここでホットドックを食べたかったが悲しいかなさっきインニナウトでダブルダブル食ったばっかりでお腹パンパン。何も入らない。

いろんなものを食べたい気持ちがあるが胃の容量には限界がある。限られた世界で限りなく人は食を求めるのだ。たっぷりオニオンをのせたホットドックも、手のひらくらいデカいチョコチップのクッキーもここでは断念。

ドリンクバー。日常って感じがして良い。普通にゴミが落ちてるし、この赤いテーブルも食べ散らかったカスとかが落ちてて最高にアメリカ。

こうやって一般人を見てもそこまでなワガママボディーさんはいない気がした、と書こうとしたら右上に座ってる人たちなかなかのフィジカルだった。やっぱすごいわ。白人はDNAのなにかで無限に大きくなると聞いたことがある。イワナみたい。

くぁ~、このピザとか食べたかったな。男子はこういうのが好きを地で行くモンスターピザ。

なんだかんだ食事に困らなかったのはやっぱりアメリカの商品や飲食チェーンが日本にたくさん進出してるおかげだと思う。タコスもそうだしピザもホットドックも、スプライト、ペプシ・コーラ、コーヒー、飲み物も日本でよく見かけるものが多いので不安になることはなかった。

"We're all living in America"ゲルマンメタルバンド ラムシュタインもそう歌っている。

米軍の女性。

日本の都市部とは違い迷彩のユニフォームでも普通に買い物ができるのは素晴らしいことだと思う。職業軍人への尊敬を感じる。というかこれが職場のユニフォームなんだから当たり前なんだと思う。この日ではないがある街の通りに退役軍人と思しき人達の写真がHONORという文字と垂れ幕になっていた。そういえば大谷翔平の試合を観に行ったときも退役軍人デーのイベントをしていた。軍人さんが尊敬される文化は素晴らしい。

さて店内。というか倉庫内。売ってるものがでかすぎて何も言えない。なんか東京ビックサイトを思い出す。天井が高い。

これだけ広ければ店内をぶらついてる間にお腹もこなせるだろう。

ビスケット。1枚が手のひらサイズ。多分これフードコートに売ってるやつの家庭用パックだと思う。家庭用の概念が崩れるけど。クッキーモンスターよろしくバクバク食い散らかしたい。

お肉もすごい。1パックの容量が規格外だ。

こういうのを入れておけるだけの冷蔵庫がある。それだけの冷蔵庫を置いておけるキッチンがある。それだけのキッチンを備えられる大きな家がある。結局家がすごいのかい、どうなんだい。なんだかよくわからなくなってきた。

これを焼けるグリルがあるのも、すごい。

寿司ロールもすごい。やっぱりサーモンの生食は抵抗ないんですかね。普通に美味しそうだ。結構お得なのかもしれない。

寿司の上にはでっかいボトルに入ったキムチ。本当になんでもある。

冷凍食品もすごい。というかこのコンテナがすごい。でかい。

写真撮り忘れたけど子供のお弁当がそのまま冷凍されているランチャブルというのがあった。派手で楽しいパッケージにディストピアな内容のランチャブル。人参の形した砂糖菓子が入ってるランチャブル。それ野菜じゃないから。

肉も野菜も納豆も、なんでも冷凍されていた。身体に良いとか悪いとかそういう感覚で生活してないのよ。

衣類もすごい。平積みでたくさんある。意外と、といったら失礼なんだろうけど畳んだまま平積みされていてきれいな陳列だった。もっとこうぐしゃっとなっていると思っていた。サイズは見ていない。

コストコにガソスタもあった。

横のレーンもありつつ、縦列でも2台給油できる。ここで前の車があまりに要領が悪く遅かったため、並んでたおじさんが「あいつ遅くね?」みたいな話をして笑っていた。陽気で明るい。

さてぐるりとコストコを回った。アメリカのスーパーマーケットは桁違いにでかかった。これらをぶん回してしていくだけの供給、物量、そして需要。大量生産大量消費の超大国は一般国民の生活スケールも桁違いだった。

コストコを歩いたのでそれなりにお腹がこなされたのでケインズというフライドチキン屋でチキンフィンガーを詰め込みに行く。この店も感動的に美味かった。

残すところあと2食。しれっと更新していなかったがもう1年経ってしまったんだな。

なんとか完走するので最後までよろしく頼む。

アメリカ8日目、ANIMAL STYLE!(日記248)

8日目、いよいよ最終日。名残惜しさと寂しさMAXで早起き。

何度思い返してもこの旅は人生に刻むべき出会いと経験が盛りだくさんでそれを忘れないようにこうやってブログを書けていることに喜び。

あーあ、楽しかったな。次カリフォルニアに来れるのはいつになるのかな...と落ち込みそうになった刹那、ISSEIが声をかけてくれた。

「朝ご飯ハンバーガー食べに行こ」

もちろんだぜBro。最後の最後までかかってこいよカリフォルニアァ!

ということで来たのはIN-N-OUT。インナウトと呼ぶ人が多いがどちらかというとインニナウトと呼ぶ方が正しいのかもしれない。知らんけど。向こうの人はそう発音していたのでここではインニナウトと呼ばせてもらう。

大谷翔平も好きなハンバーガーということでもはや観光地となっている。が、店舗数はかなり多くてロサンゼルスでも何店舗か見かけたしラスベガスにもあった。つまり何が言いたいかというと地元民の感覚では「そんなにありがたがって食うもんじゃない」というお店らしいのだ。

とはいえ人気店であるのは変わりないし、せっかく来たなら食べないわけには行かない。そもそもハンバーガー。気負う必要はないのだ。

店内。例に漏れずこのファストフードのサイズ感。

調べてみたらカリフォルニアで初めてのドライブスルーができるハンバーガーショップだったらしい。どうりで店内よりもドライブスルーが列をなしていたわけだ。

メニューは基本的に3種類のバーガーとフライドポテトだが、いわゆる裏メニューのカスタマイズが可能で「ダブルダブル」「トリプルトリプル」といったマシマシ注文が可能なのが人気の秘密。

ファストフードのドリンクコーナー。相変わらずよくわかってないのだが、MだろうがLLだろうが飲み放題になっている。飲み放題ならカップのサイズ大きくしなくても良くね?と思ってしまう。

前にも書いたがここにあるジュース類は日本の同じドリンクより糖分マシマシなので要注意だ。あとアメリカで消費されているマウンテンデューは体に悪い成分が入っているらしい。確かにきれいな色してるもんな。どこのファストフードにもノンシュガーの紅茶があったので僕はそれを飲んでいた。さてハンバーガーとご対面だ。

キーーーータキタキタキタ!インニナウトのバーガー、チーズとパティが2枚入っている「ダブルダブル」強烈ゥ!

あとこれもカスタムメニューのポテトにチーズソースとサウザンソース、ローストオニオンが乗っている「アニマルスタイル」野性的であれ!

グワーーー!なんともアクロバティックな見た目である。アメリカ人の顎は外れるんじゃないだろうか。身体もってくれよ。少し潰してかぶりつく。

ウム、美味い!このローストオニオンとサウザンソースが美味い!なんだ、美味いではないか。

初日に行ったファーマーボーイズは野菜のジューシーさが際立ったがインニナウトは肉肉しさで押しているようなパワフルな味だった。申し訳程度にレタスと薄いトマトが入っていたが君たちは無力だ。ハンバーガーのど真ん中は肉とチーズに譲れ。

アニマルスタイルのポテトも良いぞ!このローストオニオンは食わずにいられん。このオニオンとサウザンソースマリアージュが一番うまい。結局は同じ味なのだけど熱々できたてハンバーガーをかぶりついた時に生まれる多幸感は天にも昇る味わい。

た、だ、良い意味で再現性がある味とも言える。ローストオニオンの旨味がとんでもないものだったがそれを抜きにして極端な言い方するとビッグマックに似てる気がする。ビッグマックのパティー倍にしてよく炒めた玉ねぎを挟めば多分似た味になるはずだ。

それが良いのかもしれない。

ハンバーガーの話で盛り上がってしまった。このあとはお腹をこなしに最大最強のスーパーマーケット、COSTCOへ行く。

ネイティブの読み方では「T」を発音しない。よって本来の読み方はコストコじゃない、コスコだ。

それじゃ、また。

アメリカ7日目、"Ocean Pacific" Peace(日記247)

「カリフォルニア最高だよ」という午後を過ごす。

ロサンゼルスやりたいことリストの上位に入っていた「バカンス気分を味わいたい」という欲望を満たすべくロサンゼルス国際空港からもほど近い公共のビーチ、レドンドビーチへ向かう。

それにしてもロサンゼルス市街は広いながらもコンパクトで良いと感じた。車で20分か30分圏内のところに何でもある。

海へ向かう道。なんとなくビーチ感。真っ青の空、南国っぽい木。この丘を超えたら海が見えてくるんじゃないかというワクワク感。

車で街を走っていると知っているお店をよく目にする。セブンとかタコベルとかスタバとか。それだけ多くの人が住んでいるんだと実感。

当たり前に3車線+広めの路肩。アメリカは大きい。

あと街が新しいからか、区画整備がわかりやすくて良いと思うんです。縦の道はアベニュー、横の道はストリート。知らんけど。この写真を撮影した意味は中央にタコベルがあったからです。

船着き場。透き通る青。絵画みたい。

船がずんぐりむっくりしててかわいい。

ディズニーシーみたい。右のおじさんがGood。

雲一つない空を快晴というがカリフォルニアは基本的に毎日快晴だ。人の心も陽気になるってもんよ。

さあビーチへ行く前に遅めのランチだ。ISSEIオススメのオイスターバーへ行く。

ここ「Quality Seafood」は新鮮な魚介類と生牡蠣を食べることができる。オイスターバーというより鮮魚屋直営の露店という感じだ。

この熊みたいなお兄さんが手際よく牡蠣を剥いてくれる。清潔で新鮮でとにかく美味しい。お兄さんの右手側には牡蠣にぶっかけるたくさんのカットレモンとチリソース。

牡蠣を用意してくれている間店内をうろつく。レモンに刺さる値札がかわいい。

生サーモンがドカンと置いてある。

冷蔵ケースにズラリと並ぶ魚介類。どれも美味しそうだった。当然ロブスターやカニも売っていた。手前側のスプーンが刺さっているのが刻んだ野菜と生の魚介をソースで和えてあるやつ、回転すしの軍艦の乗っているようなあれだ。とてもうまそうだった。

そしてこの後ろ側にめちゃめちゃでかいグリルがあって注文した魚介類をその場で焼いてくれる。腕くらいある魚を食べている家族がいた。

あまりに美味しかった&居心地が良かったので場所を示す。Quality Seafoodで熊みたいなお兄さんと握手だ。

牡蠣が来た。ドカン。説明不要。カリフォルニアではいろいろ食べたけどここの牡蠣はトップランカーだったな。牡蠣の種類には「クマモト」や「ロイヤルミヤギ」など日本の名前が入ったものがあった。一番でかいやつの名前は「LARGE PACIFIC」キングサイズのモンスターオイスターだった。

ラスベガスのバフェで食べたカクテルシュリンプが忘れられなかったのでここでも食べた。甘エビの5倍くらいある半茹でエビの食感はぶりっぶりで相変わらず美味い。

無事完食。手を汚しながら豪快に食べた。生まれてきたことを感謝するくらいの美味しさ。レモンとチリソースをたっぷりくれるのも嬉しい。

海外で生牡蠣というスリルもあったけどお腹を下すことはなかった。あの熊兄さんが店内を清潔に保ってくれているお陰だろう。最高の食事だった。

さてビーチへ向かう。

ギラッギラしてらあ。海ですよ、うーみ!

この水平線の先に日本があります。地球は繋がっている。

うおおおお、PACIFIC OCEAN!叫べ。

右奥に見える建物が船着き場と牡蠣食べた場所です。

カリフォルニアァ。何も言えないこの、自然の感じ。地球が脈打ってる。

ホエールウォッチングもできるようで、運が良ければビーチからも見えるらしい。命が繋がっている実感がある。私に還りなさい。

左奥はリゾート型のマンションとホテル。

飯と酒にしか興味がない僕が「大切な人と来たいナァ」なんてつぶやくくらいの、そういう気持ちになれる場所。

カモメ。この人たちもカリフォルニア人。

ここの砂がとても日本(というか上越)と違っていて細かなガラス質な感触でなんていうか「山砂」じゃない感じがした。いつまでも足に纏わりつかず乾いたらぱっぱと払えばそれでOKという。粒が大きいのかしら。

ここではいろいろ考えた。また来ようっていう気持ち。自分が何者なのかを知るきっかけの旅だったと思う。35歳、人生の折り返し。結局自分なんてものはそもそも何者でもなくて無限の選択肢のなかで様々なモノをチョイスした結果、今の自分に成っているだけなのかな、とか。

俳優の関口知宏が「世界を知ろうと思って旅をしていたつもりが、旅で知れたのは自分のことばかりだった」という感傷に浸っていたのを思い出した。

と、いう午後でした。

この日の夜はISSEIに極めて近しい家族のホームパーティーにお呼ばれしてしどろもどろになりつつも、メキシコ系4歳キッズと仲良くなったりカラオケしたり、お母さん手作りのハイカロリータコスを食べたりと、とても良くしてもらいました。

ここの写真は流石に上げることができないので文章だけでご容赦。

さて翌日はいよいよカリフォルニア最終日。最後の最後まで食べて終わります。

乞うご期待!