トイ・ストーリー5を見てきた。何がすごかったかとても言語化できないくらい極まっていて間違いなく今年の映画で一番の映画になるはず。

先にトイ・ストーリー1の思い出から語らせてほしい。トイ・ストーリー1は1995年、31年前に公開された。僕は6歳だった。当時、山奥の村に住んでいた僕ら田舎キッズが新しい映画を見るにはふもとの街の映画館(いわゆる高田中劇)へ連れて行ってもらうか、映画館の巡業で村の公民館に回ってくるのを待つしかなかった。
村といえど公民館はなかなかの大きさで、その中で一番大きなフロアにゴザを敷いて真っ暗にして、入口にはお菓子やジュースが売られていて、チケットは当日券をその場で買うか新聞屋さん関連(だったと記憶している)の家庭から親が前売りを買ってくれるか。映画の巡業が来る日は学校もその話題持ち切りで村の小学生全員がその夜は公民館へ集まっていた気がする。
毎年夏にやるドラえもんやクレしんの新作映画はだいたい回ってきていたと思う。映画館でもらえる公式のおまけグッズも同様に配られていた。当時はそういう映画の巡業があったのだ。
幼い記憶ではこの映画の巡業でトイ・ストーリーが回ってきた日の夕方、僕の話をなんでも聞いてくれるおばあちゃんに「トイ・ストーリーっていう新しい映画があるんだ」という話をした。おばあちゃんは興味なさそうに「へぇ」と反応してくれた。矢継ぎ早に「映画行くからお小遣いほしい」とつなげる。「いくらだね?100円か」「1500円」「高いねか!」そんなやり取りをした。
果たしてその晩、僕は公民館でトイ・ストーリーを見たのか、という記憶は正直曖昧ではあるが、とにかくトイ・ストーリーというディズニー映画の新作アニメが始まった瞬間の高揚感はネットもない山奥に住む6歳の僕にもしっかりと届いていた。
なぜこのエピソードを先に述べたかというと今作のトイ・ストーリー5はこの31年間の自分の成長を実感できるトリックが仕込まれているからである。御存知の通り「当時子供だった視聴者が大人になってもそのコンテンツを楽しめるような描写」は少し前から目に見える形で流行っており、それに当てられ琴線にぶっ刺さり涙を流す光景(オトナ帝国の逆襲のことを言っている)というのはもはやお馴染みとなってきたが、今作に至ってはその描写がとても丁寧に描かれていた。
やっぱディズニー(ピクサー)ってすごいなと感嘆しっぱなしである。

以下、感動したポイントを箇条書きにしておく。
・イマジナリー世界の描写が素晴らしい!ショートで良いからこれで1本映画作ってくれ!
・ブルズアイが...喋った!?
・ジェシー報われてよかったわ。不安定カウガール。
・バズ報われてよかったわ!!おめ!!
・最近のディズニーアニメはセクシーな馬がよく登場する。
・チョコプラ再出演おめでとう!
・成長とともに手放してきた数々のデバイスたちを思い出す。チャレンジの付録でついてきたやつとか。
・スマホ、タブレットを与えられた子供...ねぇ。
・なんで人形が太るんだよ。
・ハゲるのはわかる。
・時代とともにおもちゃが進化、イマジナリーが加速する!
・テーマが本当に素晴らしかった。制作陣の強いメッセージを感じた。
・ハイテクバズ軍団優秀。そうか、そうなるのか。
・あのセリフもあのセリフもキレイに回収!お見事!
さてまとめに入る。
トイ・ストーリー1から前作までちゃんとチェックして作品と共に成長してきた諸君らも、なんとなく新作映画を追いかけた結果全部見てきた諸君らも、ディズニー映画という枠なのでピクサーだけど付き合ってくれた諸君らも、今作は素敵なプレゼントを受け取ることになる。流し見でも良いからぜひ1から4まで見てから今作を見てほしい。とっ散らかった1つのシーズンがきれいに収まった、という感じがするぞ。
ともかくオススメの映画だ。デカいポップコーン抱えて映画館で見てほしい。
to Infinity and beyond!
















































