「カリフォルニア最高だよ」という午後を過ごす。
「ロサンゼルスやりたいことリスト」の上位に入っていた「バカンス気分を味わいたい」という欲望を満たすべくロサンゼルス国際空港からもほど近い公共のビーチ、レドンドビーチへ向かう。
それにしてもロサンゼルス市街は広いながらもコンパクトで良いと感じた。車で20分か30分圏内のところに何でもある。
海へ向かう道。なんとなくビーチ感。真っ青の空、南国っぽい木。この丘を超えたら海が見えてくるんじゃないかというワクワク感。
車で街を走っていると知っているお店をよく目にする。セブンとかタコベルとかスタバとか。それだけ多くの人が住んでいるんだと実感。
当たり前に3車線+広めの路肩。アメリカは大きい。
あと街が新しいからか、区画整備がわかりやすくて良いと思うんです。縦の道はアベニュー、横の道はストリート。知らんけど。この写真を撮影した意味は中央にタコベルがあったからです。
船着き場。透き通る青。絵画みたい。
船がずんぐりむっくりしててかわいい。
ディズニーシーみたい。右のおじさんがGood。
雲一つない空を快晴というがカリフォルニアは基本的に毎日快晴だ。人の心も陽気になるってもんよ。
さあビーチへ行く前におそめのランチだ。ISSEIオススメのオイスターバーへ行く。
ここ「Quality Seafood」は新鮮な魚介類と生牡蠣を食べることができる。オイスターバーというより鮮魚屋直営の露店という感じだ。
この熊みたいなお兄さんが手際よく牡蠣を剥いてくれる。清潔で新鮮でとにかく美味しい。お兄さんの右手側には牡蠣にぶっかけるたくさんのカットレモンとチリソース。
牡蠣を用意してくれている間店内をうろつく。レモンに刺さる値札がかわいい。
生サーモンがドカンと置いてある。
冷蔵ケースにズラリと並ぶ魚介類。どれも美味しそうだった。写真には載らなかったけど当然ロブスターやカニも売っていた。手前側のスプーンが刺さっているのが刻んだ野菜と生の魚介をソースで和えてあるやつ、回転すしの軍艦の乗っているようなあれだ。とてもうまそうだった。
そしてこの後ろ側にめちゃめちゃでかいグリルがあって注文した魚介類をその場で焼いてくれる。腕くらいある魚を食べている家族がいた。
あまりに美味しかった&居心地が良かったので場所を示す。Quality Seafoodで熊みたいなお兄さんと握手だ。
牡蠣が来た。ドカン。説明不要。カリフォルニアではいろいろ食べたけどここの牡蠣はトップランカーだったな。牡蠣の種類には「クマモト」や「ロイヤルミヤギ」など日本の名前が入ったものがあった。一番でかいやつの名前は「LARGE PACIFIC」キングサイズのデカ牡蠣だった。
ラスベガスのバフェで食べたカクテルシュリンプが忘れられなかったのでここでも食べた。甘エビの5倍くらいあるエビの食感はぶりっぶりで美味い。
無事完食。手を汚しながら豪快に食べた。生まれてきたことを感謝するくらいの美味しさ。レモンとチリソースをたっぷりくれるのも嬉しい。
海外で生牡蠣というスリルもあったけど結果的には全く当たらなかったです。最高の食事だった。
さてビーチへ向かう。
ギラッギラしてらあ。海ですよ、うーみ!
この水平線の先に日本があります。地球は繋がっている。
うおおおお、PACIFIC OCEAN!叫べ。
右奥に見える建物が船着き場と牡蠣食べた場所です。
カリフォルニアァ。何も言えないこの、自然の感じ。地球が脈打ってる。
ホエールウォッチングもできるようで、運が良ければビーチからも見えるらしい。命が繋がっている実感がある。私に還りなさい。
左奥はリゾート型のマンションとホテル。
飯と酒にしか興味がない僕が「大切な人と来たいナァ」なんてつぶやくくらいの、そういう気持ちになれる場所でした。
カモメ。この人たちもカリフォルニア人。
ここの砂がとても日本(というか上越)と違っていて細かなガラス質な感触で、なんていうか「山砂」じゃない感じがしました。いつまでも足に纏わりつかず、乾いたらぱっぱと払えばそれでOKという。粒が大きいのか。
ここではいろいろ考えたな。また来ようっていう気持ち。自分が何者なのかを知るきっかけの旅だったと思います。なにか自分の人生に道が一つ通ったような気がした。
昔NHKでやっていた「中国鉄道大紀行」で旅人の関口知宏が「世界を知ろうと思って旅をしていたつもりが、自分のことを知るばかりだ」という感傷を道中で出会った漢文の先生に一筆書いてもらっていたのを思い出した。
と、いう午後でした。
この日の夜はISSEIに極めて近しい家族のホームパーティーにお呼ばれしてしどろもどろになりつつも、メキシコ系4歳キッズと仲良くなったりカラオケしたり、お母さん手作りのタコス(ハイカロリー)を食べたりととても良くしてもらいました。
ここの写真は流石に上げることができないので文章だけでご容赦。
さて翌日はいよいよカリフォルニア最終日。最後の最後まで食べて終わります。
乞うご期待!