よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

亡き王女のためのパヴァーヌ(日記146)

来月のフジコ・ヘミング新潟公演のチケットが取れました。嬉しさに震えています。一生に一度どころではない、僕の魂が何度生まれ変わったとしてもフジコ・ヘミングと同じ時間軸でその演奏を直接聴ける機会というのは、もう訪れない。それくらいかけがえのない機会です。次などない。

昨晩はそんな事を考えながら眠りについたら、フジコ・ヘミングが亡き祖母と一緒に夢に出てきました。洋風のオシャレな部屋で、穏やかな時間を過ごした気がします。87歳のピアニストに恋している。

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【期間限定公開】フジコ・ヘミングからのメッセージと『エオリアンハープ』

 僕がクラシックで知っていることなんて、漫画のだめカンタービレ読みながらのだめやチアキ先輩が演奏する曲をyoutubeで検索して「今のだめはこういう曲をやっているんだなぁ。ベトベン」くらいの拙いもので、人様にひけらかせないですが、好きな曲くらいはあります。ドビュッシーの「月の光」とラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は昔から好きです。母の影響だと思います。

ピアノは速い曲よりゆっくりと、心のさみしい部分をなぞって寄り添ってくれるような、そういう曲が好きです。フジコ・ヘミングの亡き王女のためのパヴァーヌは下のアルバムのやつがすごくいいです。テンポもこのくらいがちょうど染みる。

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それはそうと、こういう演奏会のチケットを初めて買ったのですが僕がネット予約したとき「P席☓、A席△、S席△」でほぼ残りわずか状態だったのが、さっき見たら新しい席区画が開放されたらしく「P席☓、A席○、S席○」になってました。こういうものなのかしら。

ま、でも早く買うに越したことはないし、A席とはいえSの2階席とほぼ同じところで聴けるので不満はないです。もう今は3階席しか空いてないようだし。

さてせっかくの貴重な機会なのでしっかり予習しようと思います。耳を鍛えなければ。とりあえずフジコ・ヘミングの著書「魂のことば」を注文しました。ついでに人間国宝神田松鯉先生の著書「人生を豊かにしたい人のための講談」も予約しました。ついでとか言うなよ。ちゃんと欲しかったんです。

予習の一環でフジコ・ヘミングのインタビュー動画とか見漁ってるんだけどこの方の精神性は素晴らしくて、お話を聞いていて自分の心もお掃除されていくような気がします。「私はクリスチャンだから神様を信じています。人は神様に生かされているんだから、魂を向上させないといけませんよ」と、さらりと話されている。僕らには想像できないようなものすごく辛い経験されてるのに、こうやって前向きでひたむきな精神性でいられるってすごいことだと思うんです。そのわずかでも、勉強させてもらいたいなと思ってやみません。この辺についてはちゃんと本読んでから、ちゃんと書きたいです。

あとこれでも一応、吹奏楽部出身なので生演奏の息遣いとか迫力をしっかり聴きたい。きっと心打たれると思う。泣くかもしれない。

 

たくさんの猫ちゃんと、絵画と、雑貨と、ピアノ。

87歳のジャパンツアー、魂に刻みたいと思います。本当に楽しみです。