気づけばもう4月も終わりに近づいている。
ついこの前まで写真みたいな青白くて澄んだ透明な世界が広がっていたのに、風がぬるくなってきて、芽吹きと風に舞い上がる土埃で遠くが霞む。
Platina Jazz - Come, Sweet Death [Komm, süsser Tod] (from ”Neon Genesis Evangelion”)
そうそう、Qとか破とか、エヴァの新劇版がYouTubeに公開されたそうですね。漫画版を追い続きてた小中高時代。1年、2年、はたまた3年も新刊を待ったのも懐かしい記憶。もう完結したんだっけ。
シークレットに包みすぎてもはや僕の中では有志による解説動画の方がポップであって、庵野さんが直接描くエヴァはコレクターズアイテムと化してしまっている。でもやっぱりヴンダーの発艦シーンだったり、衛星軌道上の初号機を確保するあのシーンだったり、ストーリー全体はよくわかんないけどそれらのシーンはかっこよさ抜群で男の子の永遠の大好物なんだと思う。
空白の14年に何があって、ヴィレとネルフがどういう関係で、リリンとリリスがどういう関係で、ガフの扉とは何で、とか普通に見てたら謎は多いけど、
死海文書は平行世界の観測装置で、白き月と黒き月は宇宙の移民船で、ロンギヌスの槍と呪詛柱は神化エネルギーの充電装置で、とか、そういう話は全部紐解かれてしまっているのはやっぱりファン有志のおかげ。これでやっと物語を楽しく見れそうだよカヲルくん。
週末に久しぶりにハウルの動く城見たんだけど、だったら僕は宮崎駿の方が好きだなぁって思うし、全部同じ展開のハリウッドアクションの方が見てて素直に楽しめる。難解なものを作ったとしても、それを解こうとしてくれるほど大衆は暇ではない。これはバンドにも言えること。やっぱり何事もできるかできないかギリギリのところを狙うのが丁度よいんだと思う。
サッカーも届くか届かないか、自分のベストコンディションだったら届くけど今ならどうかっていう球際の争いっていうのは随所に用意されていて、そういうシーンに挑戦を選ぶことが大事だってジャイキリのタッツミーが言っていた。挑戦はうまく行こうが失敗しようが自分に何かを気付かさえてくれるんだって。
この週末は映画を沢山みた。ハウルに始まって通算3回目のJOKER、ハングオーバー、ワイルドスピード。ワイスピって画風(?)変わったよね。違うシリーズなのかな。とにかく面白い。
ハリウッド映画は王道のストーリーで、岡田斗司夫さんいわくほぼ同じ時間で起承転結が繰り広げられるんだそうです。スクリーンのゴールデンルールに毒されている、という見方もあるけど、制作資金と見てるこっちの都合、映画館の具合とか諸々考えるとそういう作り方が安定して娯楽を供給できるんだと思う。
みんなエヴァの新劇場版見るのかな。ジャンプのチャンネルでいろんなアニメも公開してるからそっちもおすすめよ。こち亀とかハンターハンターとか銀魂とか見れる。
しかしこのコロナ感染したら失態、不祥事、みたいな風潮は何なのかね。
みんな遠くから石を投げるのが好きなんだ。
誰のが当たったかわからないものだしね。
こういう時こそ、家族とか自分の大切な人をちゃんと愛して慈しむのが大事なんじゃないかな。
(あとTwitterでバトンの指名もらってるんだけど友達少ないので僕で留めますすみません)