3月末から1ヶ月ほどを要し、アベンジャーズをフェーズ3まで見ました。
これまでアベンジャーズを勧めてくれた人には後悔と申し訳ない気持ちでいっぱいです。今更見ました。そして見終わった今、映画はこんなに進化したのか、という実感に震えています。アクションもストーリーも、コミカルもシリアスも、世界観もギミックも、全て超一流。SF作品としても最高度に研究されていたし、それが映像化されている事実に狂乱しました。
今、僕たちが住んでいる地球の歴史、文明の歴史ともリンクしており、アベンジャーズに登場するヒーローや組織は実際に存在していると思い込める壮大でリアリティのある世界観には脱帽しかなく、これをリアルタイムで享受できる現代に生きていることに喜びを感じます。
今回アベンジャーズシリーズをイッキ見するにあたり、全作品をウォチパで一緒に見てくれる「家庭教師型(遠隔)」でいざなってくれたはがた氏(オタク)には感謝しかありません。お互いがDisney+に入会するまでに余計なお金を使わせてしまったので、次会ったらご飯ごちそうするね。そして語ろうじゃないか、宇宙の歴史を。
ワカンダフォーエバー!
アベンジャーズ!「「「アッセンブル!!!」」」
アベンジャーズシリーズを見てとにかくめちゃめちゃ感動したので、可能な限り視聴した作品についての感想を残そうと考えています。今回は導入編ということで、はがた氏(オタク)にいざなわれ、どの順番で見ていったか、そしてどの作品が、キャラクターが好きになったかを全体的な目線で書いていきます。
僕はこんな順番で見ました。
「スパイダーマン:スパイダーバース」
「アベンジャーズ」
「アイアンマン3」
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
「アントマン」
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」
「マイティー・ソー バトルロイヤル」
「スパイダーマン・ホームカミング」
「ブラックパンサー」
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
「アベンジャーズ/エンドゲーム」
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」
1ヶ月前の僕だったらこうやって並べられても感情が動くことはなかったです。今ではタイトルを見ることで、壮大な旅を終えた仲間との絆のような、辛いときも悲しいときも楽しいときもアベンジャーズヒーローたちと一緒に乗り越えてきた感傷のような特別な気持ちに浸っています。
最初に見た「スパイダーマン:スパイダーバース」はアベンジャーズシリーズを見る順番としては外れてる気がしなくもないですが、そこは初心者の僕を気遣って「バース」の説明や、これから見るアベンジャーズシリーズの入門編として用意くれたはがた氏(オタク)の優しさとセンスです。もともとスパイダーマンの映画はテレビでも放映されていて僕も何度も見ていた、親愛なる隣人ですからね。グリーンゴブリンのやつとか、PS4のゲームもやりました。
「スパイダーマン:スパイダーバース」は僕にとってのアベンジャーズ入門としては最適な映画でありながら、コミック原作のアニメ映画としても完成度は化け物級でぶっ刺さり案件でした。細かな感想は各作品ごとに書こうと思っているのでそっちへ回しますが、「今までで好きなアニメ映画は?」と聞かれても最上位に入り込んでくるのは間違いない作品です。
個性的な各バースのスパイダーマンと比べるとやや見劣りする主人公バースのスパイダーマンはどうなっていくのか。「この世界のオリジナルになった」瞬間の感動は鳥肌モノのかっこよさでした。ああやばい書いてしまう。
イバンべ!「「「イバンべ!!!」」」
甲乙つけがたいアベンジャーズシリーズのタイトル中で結構好きなのが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」です。主人公たちのちょっと変な奴ら感とコミカルに偏った構成でありながら、アベンジャーズの物語の根っこにかかわる超重要なポジションにいるこの作品は絶対に外せない作品です。単純に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」単体で見ても普通に面白いのが好きですね。
70~80年代のポップチャートがSEで用いられており、身構えることなく、週末の午後に軽い気持ちで見るのに適した作品です。でもアベンジャーズシリーズの目線で見たらめっちゃ重要っていう絶妙なウエイトバランス。キャプテン・アメリカのような王道でカッコいいヒーローは出てこなくて、見た目的にも変でちょっと間抜けたキャラばかり出てきますが、大好きです。
「ブラックパンサー」は全く知らないヒーローでしたが、アベンジャーズの規模が大きくなり「オール地球」で戦っていかなければならなくなった時、有色人種やアフリカを無視することはできないと思い知らされた作品でした。
現在、僕らが暮らす文明にあっては有色人種と白人、アフリカと近代国家の確執は無視できない状況にあります。(主にイギリスが悪い気がしますが)そんな状況にあって、宇宙規模の外敵と遭遇してしまったら地球一丸で戦わなければならない。そんなとき、不毛の地アフリカに超科学技術を持った未来国家が存在していたら...という話。日本人には馴染みが薄いかもしれませんが、「オール地球」で戦わなければならなくなったとき知らぬ存ぜぬでは通らないんじゃないの、と思います。
「ブラックパンサー」は現代の暗い部分を認めた上で、希望を残してくれる深い作品です。名言も多い。イバンベ!
「ドクター・ストレンジ」はそろそろ出揃ってきたかなと思っていたところにさらに世界が広がってめっちゃ興奮したし、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は声が枯れるくらいの絶叫も経験しました。
「アントマン」はコミカル全振りで爆笑したし、フォーマルスーツのロキにしびれたし、成長していくグルートが可愛かったり、喧嘩っ早いけど芯があるロケットかっこよかったり。ソーの筋肉がえっちだったり。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見てしまった後は、やっぱりアイアンマンとキャプテン・アメリカのことがもっともっと好きになったし、感情の起伏で眠れない夜もありました。ボロボロに泣いたシーンもありました。喜んだシーンも、楽しいシーンも、たくさんあったんです。スター・ロードが最初に登場したところは特に込み上げてきました。「俺たちここからいろんな冒険したじゃん」っていう気持ちがぶわって湧いてきて、泣いてました。
「それなら、私はアイアンマンだ」
アベンジャーズシリーズ。最初は単なるヒーロー映画だと思っていたのに、どんどんスケールが大きくなって、とにかく壮大な宇宙の物語を見せられていました。SFの世界、SFの技術とはいえ、現実味があるし、映像の凄みも相まって映画と現実の境界がわからなくなってきます。特に地球外の事件は本当に起きているんじゃないかとさえ入り込めるんですね。
ここから時間かけてでも、作品ごとに感想を書き上げたいと思います。身体もってくれよ。
それはそうと嬉しい情報があって、今年は5月にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの続編、6月にスパイダーバースの続編が公開されます。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはアベンジャーズの中でも特に好きなタイトル、スパイダーバースは沼ったきっかけの映画であるので、どちらも劇場で見るつもりです。映画館のスクリーンでドカンと見たいです。めちゃ楽しみ。映像も音楽も臨場感たっぷりなんだろうな。
最後に一番痺れたオーディンのセリフを置いておきます。
「アスガルドは場所ではない。アスガルドは民のいる場所のことだ」
will return