よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

The Pineapple Thief(日記75)

 AmazonMUSICで出会ったThe Pineapple Thiefというバンドで泣きそうになった今宵は秋の訪れを感じます。

 感受性が高ぶる。

 この時期になるとどーしてもOpethとかPorcupine TreeとかAnathemaとか聞きたくなるんだよな。

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The Pineapple Thief - Threatening War (from Dissolution)

 この繊細なドラミングとタイトで優しいサウンドは、まさかと思ったけど僕の愛するギャビン・ハリソンでした。ほんとにこの人の感性に何度、何度恋をしてしまったか。

 これだから音楽はやめられない。心の奥深くに染み込むような軽くて重い哀しさが、コニャックに安物のキャンディーが合うように、秋の季節によく合うんだなぁ。

 病むか病まないか、すれすれのダウナーな感じ。

 

 夏。緑々と精気盛んに誇った木々たちが鳴りを潜め、末端を枯らし冬支度を始める時期。冷たい風。

 もう終わるんです。眠るんです。目覚めの時まで耐えるんです。生きていたらまた会いましょう。さようなら。っていう前段階の季節。とにかく好き。澄んだ空も良いよね。

 

 そんな気持ちとこのThe Pineapple Thiefのサウンドがとても良く合う。これはいい出会いをしたぞ。

 ドラムのギャビン・ハリソン。とんでもない技をやっています。最初は意味がわからなかった。動画見て鳥肌が立った。1曲のなかでいくつも、思いついてもできないような技が3つ4つ使われています。

 多分この人が全世界のドラマーの先端を行っているはずなんです。それほどのプレイヤーです。

 

 いいですか、これらの感情をすべて込めて「エモい」というのです。

 「エモい」音楽きいて「チルってる」

 それが今の僕です。(?)