よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

思い切って書く。たかたんへ。

 思いきって書く。

 
 たかたん、君こと最高に好きだったぞ!

 君は僕のことを先輩として接してくれたけど、僕は君のことを「後輩」じゃなくて「年下の友達」と思っていた。お父様にも伝えたけど、君は何をさせても良くできた素晴らしい男だった。

 君が先立ってしまって、本当にこの世界から明るさが消えたように思う。この世界には君みたいに明るくて、前向きで、エネルギーのある人間がいないとだめなんだ。君は誰にとっても本当に大切な、貴重な人材だったんだ。本当に残念だ。

 

 TwitterでもLINEでも、君はたまに連絡をくれて「いつ東京来るんですか飲みに行きましょうよ!」って誘ってくれたね。僕は本当に嬉しかった。本当に本当に嬉しかった。

 僕は君の「任せてくださいよ!」って言ったときの明るくて陽気な姿が本当に好きだった。君の良いところを見習っていきたいと思っていた。

 

 これからもずっと毎年どこかで会って、一緒に年を取っていくと思っていた。「俺ら年取ったな」って言って冷たいビールを飲みたかった。お互いの子供や家族を紹介したかった。神宮球場も今シーズンこそ君と行けると思っていた。

 
 本当に残念だ。仕事をしていても、別の友達と遊んでいても、何をしていても、ふと君のことを思い出しては切ない気持ちが湧いてくる。惜しい。悔しい。そんな気持ちだ。

 

 残念で残念で、どう思いを変えても残念だけれども、しょうがない。

 君は君のいる世界からみんなを守ってくれ。

 僕は君が消えてしまったなんて思っていない。君は身体では触れられない世界へ予定よりだいぶ早く行ってしまったんだと思っている。僕らが触れられないだけで君は存在しているし、僕らのことも見えていると思う。

 

 君も知っていると思うけど、君が急にいなくなって、辛くて切ない想いをしてる人がたくさんいる。特にみかぱんは本当に辛そうだ。僕らはなんとか彼女が立ち直れるように協力するけど、やっぱりたかたんが守ってあげないと。

 残されたみんなが悲しみを乗り越えて、幸せな人生を送れるように君はしっかり見守ってほしい。君が見守ってくれていればきっと大丈夫だよね。

 

 またきっと会える。次会うとき、僕は恥ずかしくないような生き方をしたぞって君に言えるように、残りの人生をしっかり生きるよ。

 

 最後になるけど、たかたん。本当にありがとう。君と楽しい時間を過ごせて良かった。君は僕にとって、生まれてきて良かったって思う理由だよ。

 社会人になってから君のような友達と出会えて本当に良かった。君の友達もたくさん紹介してくれてありがとう。

 君の地元の安曇野、すごく良いところだったよ。君の実家がある上高地の麓は僕の地元よりはるかに自然豊かだったし、景色が良かった。松本も栄えていて立派だった。

 

 君もそっちの世界で戸惑ったり辛いだろうけど、お互い頑張ろう。

 また会おう。会ったときはたくさん話そう。その日を楽しみにしているよ。

 それまでの間、とりあえずさようなら。またね。