よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

アメリカ6日目、LAS VEGAS編5部「ぶらりストリップ」(日記240)

バフェは最高だった。置いてあるものはなんでも美味しかったし大満足だ。満腹をこなすために観光がてらお土産ショッピングがてらストリップを歩く。

実はラスベガス・ストリップを歩いているときの写真はあまりない。というのも、サンバの格好をしているド派手なねーちゃんや映画俳優の真似をしているにーちゃん、できの悪いミッキーの格好をしているコスプレの人などが写真に映ってしまうとなかなかの金額のお金を請求されるらしいのだ。そして彼らも本気でそういうことをしているのでかなりしつこいらしい。

なので遠景ばかりの写真になってしまい、旅先のリスクはなるべく避けたいものの今となってはもっと街とかを撮りたかったのになと少し後悔している。

が、サンバのねーちゃんとの写真くらいは撮っても良かったかなとちょっと思ったりした。どうせなら浮かれて撮りたい。そしてそのサンバねーちゃんたちでも本当にスタイルが良いねーちゃんと正直そうでもない「二軍」のねーちゃんがいた。次行ったらちゃんと選り好んでウハウハの写真を撮ってもらおう。

ちなみにだが上記の写真の人たちの中には筋肉ゴリゴリマッチョマンの(ちょっとゲイっぽい)お兄さん集団もいた。マイティ・ソーみたいでかっこよくてえっちな身体をしていた。この人たちと写真を撮るのも「有り」だな。

なんてことを言っているが、これ誰か取り締まらないのかね。ちょっと写っちゃったくらいはOKとか。

※参考画像、マイティー・ソー

ついでにもうひとつ苦言を吐かせてもらいたい。外国人は頼むからちゃんと風呂に入ってほしい。そしてちゃんとゴシゴシと身体を洗ってほしい。

この日は日陰こそ涼しいものの、日当たりを歩けば結構暑いし汗が出るくらいの気温になってきた。そして外といってもそれなりの人混みの中を歩くので、どうしても...こう、「香って」くるのだ。なんというかアニマルチックな、ホモ・サピエンスの、ヒトの匂いが汗と熱気に混じって漂ってくる。頼むから風呂に入ってくれ。

というかこっちのシャワーは壁に固定されているのが当たり前なのだが、デリケートゾーンはどうやって洗い流しているんだ。あと高いホテルでもアメニティでゴシゴシタオルがおいてないのは何故だ。あれで泡立てて身体洗ったりしないのか。

動物としてのヒトの匂いと、それをカバーする強めの香水の匂いと、お風呂入ってない匂い。ウーム、エキゾチック。チックじゃない、ティックだ。

なんてことを思いながらそれでもストリップを歩く。たまにツンと、プンと、ムワリと香るのはもうリアクションしない。

ストリップは端から端まで歩くと6キロちょいくらいか。スフィアからピラミッドの形をしたホテル「ルクソール」までの間な気がする。僕らが泊まったパラッゾやヴェネチアンはちょうど真ん中くらい。なーんかイメージなんだけど、ルクソールとかエクスカリバーのあたりは「暗い」んだよな。この日の夜にそっちの方まで行くので詳しい話はそこでする。

さて真っ昼間のストリップではショッピングを楽しんだ。コカ・コーラーストアやM&M'Sのショップ、ハードロックカフェを巡った。

見てこれ全部M&M'Sの量り売り。これで出演規約に茶色を抜いたM&M'Sを控室に置け、という世界的ロックスターが来ても安心だ。

コカ・コーラストアでは数日前にメキシコ料理屋で飲んだMEDIOLITROを購入。あの時は美味すぎるタコスで脳の記憶野に支障が出てたので失念してしまったが、このMEDIOLITROはサトウキビ由来の砂糖を使っているメキシココーラで世界一美味しいらしい。え、砂糖ってみんなサトウキビから作られるんじゃないの?という人はいろいろ調べてみてくれ。僕もよくわからんが、キンキンに冷えたコーラ飲みながらストリップを歩くのは最高の気分だった。飲み切ったビンも分別という概念がないのでそこら辺のゴミ箱に捨ててOK。

昨晩シルクドソレイユOを見たホテル「ベラージオ」まで来た。

実は昨日目星をつけておいたシルクドソレイユのショップでお土産を、と思っていたのだがなかなかどうして、昨晩あれだけ洗練されていたと思っていたお土産のデザインが霞んで見えた。どうやら魔法にかけられていたようだ。とはいえ、ショーで感じた表現しきれない感動は今でも心の聖堂に大切にしまってあるし、記事を書いている今この瞬間もラスベガスではあのショーが催されていると思うとなんだか心のつながりを得た様な気持ちが芽生えていたりする。

ベラージオ入口。高級ホテルだ。この日はイースターのシーズンということでホテル内ではイースターの装飾がきれいに施されていた。

華やか。この時期は過ごしやすいし華やかだし、なんだかとても「良い時期」であった。バフェでもうさぎと卵のケーキが飾られていた。

イースターは日本では馴染みがないので、例えばディスニーのイースターの時期は空いてるなんで言われているがキリスト教圏のアメリカでは一大イベントなのだ。各ホテルもイースターの装飾がガチっている。当然無料で見ることができる。

しっかり歩いてお腹もだいぶこなれてきた。世界有数の観光地ラスベガスは昼間でもちゃんと楽しむことができたし、まだまだ入っていないお店も当然たくさんある。今回は尻込みして入らなかったが大麻ショップとかもあったぞ。

ちなみにだが大麻は近くで誰かが吸っていると匂いでわかるようだ。スカンクの匂い、と形容されるがそもそもスカンクの匂いがわからないのと、体臭と香水がかなりキツイのでどれが大麻のそれなのか僕はわからなかった。ちょっと調べたのだが、ネバダ州は大麻は合法だが公共の場でスパスパするのは違法らしい。ちゃんとネバダ州が認可したラウンジで吸うのが合法。ということはストリップ歩いて匂いしちゃダメなやつじゃん。

あとは最初に書いた写真に映るとお金を請求される人たち、そして作務衣を着た背の低いアジア人が数珠とか売って歩いてたり、ストリップの裏とか横道には行くなって言われたり、トップレスのショーが見れる小屋があったりなんていうかやりたい放題な街だ。

とはいえやっぱり楽しいし飽きないから1週間くらい滞在したいと思った。

 

さていろいろ話したが実はまだ午前中の話だ。午後からは日本人ギャンブラー「パパ」と再び合流しカジノ三昧、遊ぶことになる。普段パチンコも賭け事も一切しない僕ですらカジノはスリルがあって楽しかった。

カジノのあとは昨晩とはまた別のショーを見に行く。そしてその後事件が起きる。楽しみにしててほしい。