よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

アメリカ1日目、ロサンゼルス到着編(日記228)

ロサンゼルス国際空港は何もなかった。

ドキドキの入国審査ゲートを通過してしまえば、長い廊下を抜けてゲート出口のドアを潜ると日本で言うKIOSK的な売店があって、そこで今回の旅をアテンドしてくれるナイスガイISSEIと合流。

で、すぐ出口。すぐ市内へ向かうバス乗り場と立体駐車場。本当に何もなかった。


f:id:yoneco303:20240329155029j:image

とりあえずランチを済ませる。アメリカといえばハンバーガーショップでしょということで地元民でも穴場のハンバーガーショップ「Farmer Boys」へ。

入国審査から30分、ハンバーガーと対決だ!

f:id:yoneco303:20240328221524j:image

デカい!!ドリンクカップオニオンリングがデカすぎるせいでハンバーガー本体のサイズ感が伝わらないけどめちゃめちゃデカいです。お店の名前と同じFarmer Boys Burgerのセット。パティ2枚とレタス、アボカドのワカモレ、刻んだオニオン、レタス、ベーコン、輪切りのピクルス。サウザンソースと新鮮な野菜が混ざり合ってめちゃめちゃ美味かったです。アメリカ人はみんな顎外せるんじゃないかってくらいデカい。分厚い。

持ち上げると中のソースと玉ねぎと肉汁がボタボタ落ちてくる。気にせず手を汚して食べよう。大量生産大量消費の国、アメリカ。日本の6倍くらい大きくて厚みがある卓上ナプキンは豪快に使ってよし。

食べきれなくても大丈夫、持ち帰りの容器「To Go Box」は店員さんに言えば快く用意してくれる。これは家族を大事にするアメリカ文化ともマッチしていて、マーケティング的に抜け目がない。というのは、例えばパパがハンバーガーやチップス、ディップソースを食べきれなくてTo Goで家に持って帰る。で、家族の時間のときにママや子供がつまむ。あらこのハンバーガー美味しいわね、ソース美味しいわね、どこのお店?次のホリデーに行こうじゃないか、ダディクール!となる。やはり生活や文化に即したマーケティングアメリカンドリーム成功の鍵というわけだ。

それにしても、こういうハンバーガーまじで日本に早く浸透しないかな。

オニオンリングもエグいサイズ感。そもそもアメリカ産の玉ねぎは巨大なのだそうだ。日本の料理本で「玉ねぎ1/4」とか言われると玉ねぎだらけになるらしい。

酸味のあるヨーグルト風味のソースにディップして頂く。揚げ物はソースにディップして食べるのが一般的らしいです。ザクザクの衣はスパイスが入っててバチクソに美味い。

聞いてはいたけどドリンクは飲み放題がスタンダード。PEPSIを飲んだのですが、日本のより甘い気がする。そしてこのドリンク、やっぱり日本のより加糖されていて香料も甘味料もマシマシ。良い飲み口でガバガバ飲んでると確実に体を壊すらしい。

やっぱりこういうドリンクによる健康被害が問題になっていて、子供に飲ませるのを禁止しているようだ。たしかに、ハンバーガーやオニオンリングとは違ったダメージを胃に感じる。しかしドリンクを飲む手は止まらない。真綿で首を絞めるよう、確実にこちらの胃腸にダメージを積み上げていく。

このFarmer Boysは地元民に愛される穴場のハンバーガーショップだ。待ち時間なし。空港からも近いのでオススメだ。

 

お腹いっぱいになったところで、軽くロサンゼルスをドライブ。気温は20℃ほどだが日差しが強い。みんな半袖だった。


f:id:yoneco303:20240328224650j:image

空が広い。そしていろんなところに星条旗が掲げられていて、愛国心のある国民性を感じた。この感傷はこの旅で永遠に持つことになる。

 

軽く見て回る程度ということでAmazon Goに寄ってもらった。Amazon Goはアメリカでの展開されている無人、レジなしのコンビニだ。


f:id:yoneco303:20240328224625j:image

店内へはクレジットカードと連携されているAmazonアカウントからAmazon Goの入店用QRコードを入口でかざして入ることができる。1つのアカウントで数名入れるようだが、一人ひとりQRコードをかざしてゲートを通らなければならない。

f:id:yoneco303:20240329155444j:image

店内はとにかくカメラが多数設置されており、誰が何をいくつ手に取ったか全て記録されあとで精算される。一度手にとってもまた戻せばノーカウントというありがたい仕様である。店内はほぼコンビニと同じようなラインナップで、お菓子、ドリンク、サンドイッチ、日用雑貨からホットドッグやトルティーヤ、ドーナツといった軽食もある。軽食のところにはさすがにスタッフがいたが、精算には一切絡むことはない。

これは画期的なサービスのように見えるが、店舗数は減少傾向だというニュースサイトがあった。本当のところはどうなのだろう。

アメリカに来て思ったことは、店員さんやスタッフとのフランクで軽い会話がものすごく多いということ。そういうカルチャーなのだろう、心地よいがこういう小売店無人というのはカルチャーと逆行してるなかもしれない。

 

さて西海岸、ロサンゼルス。こんなにも日本にある企業が当たり前に進出してるとは思わなかった。ドンキ、ダイソー吉野家、セブン。宿泊先の近くをざっと回っただけでかなりある。そして特にドンキの品揃えがものすごく、墓参り用の毎日ローソクが置いてあるくらい。納豆が冷凍だった。


f:id:yoneco303:20240330104318j:image

この日の夕食は台湾まぜそばと豚肉のフライ。ロサンゼルスにはこういう多文化ファストフードが多いのだ。そしてそのお店のほとんどが21時か22時に閉められる。家族の時間を大切にする文化、夜遅くまでやっている店は少ないし、都会とはいえ夜道は危険なのだ。

とりあえずここまで。

明日以降の旅も安全に過ごせるよう、祈っててくれよな!