よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

バーガーキング(日記221)

横浜でシェイク・シャックを食べた翌日、僕は巣鴨に居た。朝起きて悶々とする気持ちを抑えきれず、むくりと起き上がり、宿泊先のホテルの目の前にあるバーガーキングへ足を運んだ。

僕はもう、アメリカ資本のハンバーガーを忘れられない身体になってしまっていた。

実はバーガーキングは相当好きで「ハンバーガーって美味しいな」と思うきっかけは20代前半くらいに渋谷センター街バーガーキングのワッパージュニアを食べた時だった。確か渋谷サイクロンでライブがあった日だと記憶している。

ライブ当日のバンドマンは何時食事を摂るかが結構大事だと思っていて、リハ終わりのお昼過ぎに手軽でありながらちょっと重いものを胃に入れておきたいとその日は考えたのだと思う。満腹状態で本番を迎えたくないからな。

そして出会ってしまったのがバーガーキングだ。

それまでマクドナルドしか知らなかった新潟県産山の民にこのアメリカ資本ハンバーガーは衝撃だった。デカくて、ジューシーで、うまい。パティの肉汁とレタスやらトマトやらの汁とたっぷりのソースがバンズにぐっちゃぐちゃに染みていて、それぞれ個別に存在していた具材が口内でファイナルフュージョン承認された瞬間の多幸感はまさに天にも昇る美味しさ!

下品に行こうぜ、派手に行こうぜ、デカく食おうぜ!身体に染み付いたこの福音はこの日から僕の血液に流れることになった。

さて、この日また巣鴨で食べたのはスタンダードなワッパー、ポテト、ドリンクはやっぱりスプライトをチョイス。これだよこれ、でかいハンバーガー食ってる時が一番幸せかもな。前日に食べたシェイク・シャックもめちゃめちゃに美味かったが、バーガーキングのスタンダードもソースが効いてて美味かった。もうマクドナルドに戻れない身体になってしまったかもしれない。

パティをダブルにしようかとも思ったが、朝だったしこのあと大学時代の仲間とバンド練習がてら久しぶりに会う予定もあったので普通のワッパーにした。ドラムが朝からハンバーガー食ってるだけでもキャラ立ちすぎなのに、ダブルなんて注文した日には口の周りにソース付けたままスタジオ行きそうだしな。

ダブルじゃなくてもワッパーは十分な重量感とボリュームがあるので十分だ。人間としてのアイデンティティと自我を保ちたいのならここでやめておくべき。モンスターになってしまうからな。

いやしかし上越にもこういうアメリカナイズされたハンバーガーはないのかね。モスとマクドナルドでは接種できない栄養素があるんだよ。

何度でも言うぞ。アメリカ最高!