よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

僧は敲く月下の門(日記205)

今年はなにか呪われているようで。

楽しみにしていたプライベートの予定が仕事に潰されることがよくあった。昨日も昨日で新潟に知り合いの都内のバンドさんが来るというので楽しみにしていたのですが、見事に潰れてしまいました。なんでやねん。

最近あまり出歩いてないからこの前食べた新そばの写真しかないや。上越の山間部の作り方なのかしら、子供の頃から食べ慣れてる山芋(じねんじょ)を練ったそばが一番すきだな。つるつるしていて香り高い。

思い返せば3月。自分の誕生日の翌日。一冬全く遊べない仕事柄、ピークのシーズンが終わりかけていた頃に糸魚川の温泉を予約して一泊、ゆっくり温泉に浸かって羽根を伸ばそうと企んでいたら仕事の都合で当日キャンセルを強いられるという、ここから全ては始まっていたような気がします。

4月は長野、北野文芸座で神田伯山の独演会があり奇跡的にチケットを買うことができたのに、その日に仕事が入ってしまい行けずじまい。

あとは9月の3連休3連発を全部仕事に費やしたり、これはコロナ対策で不参加にさせてもらったんだけど大学の音楽サークルのイベントに行けなかったり。そして前述の昨日のライブも行けなかったという。楽しみにしてたのにな。今日も今日とて、日曜日に職場で図面描いています。

ただ先日、友達から飲みに行こうと誘われたときにやはり仕事があってごめんなさいしたら「忙しいのは良いことだ!」と返事が来て、そのマインドというかバイタリティというか、ハッとさせられました。なんていうか前を向いている意識を感じ取ったわけ。忙しいに負けてないで、一歩前に出ている感じ。

そうなのそうなの。俺たち仕事盛りの30代、つまるところ稼ぎ時。立ち止まっていられないのよ。忙しい時はきっちり仕事をするの。ここで怠けたら多分年老いたときにどこかで後悔してしまう気がする。

そして気づくわけ。同世代の世のお父さんたちはこの仕事で忙しい時期に子育てもしているという事実。まじか。僕はまだスタートラインにも立ってないや。すごすぎ。尊敬しかない。

そんなことを考えていたら、なんだか勇気と活力が出てきたぞ。だけど僕らは挫けない、泣くのは嫌だ笑っちゃおう。

進め!