よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

思い出した、ここは東京(日記95)

 東京に行ってきました。「東京行く機会あったら連絡するので飲みましょう!」って言ってた方へまずは謝罪。すいません今回予定がカツカツで、あと途中から親も合流したので叶いませんでした。また来年ですね。

 初めての羽田空港。すごく楽しかったです。


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 と、いうのもですね。

 僕の姉様の旦那様が米国にいて、今回お仕事の都合で来日されるとの情報が入ったんです。自分の予定と組み合わせたらぱしっとタイミングが合ったので、何らかのお告げだと確信した僕は半ば強行的に東京行ってきたのです。

 広い東京で偶然、泉岳寺羽田空港の予定が午前と午後に組めるってこれはもうミラクルなのです。京急アイラブユー。

 なにより東京でお仕事していたときに青物横丁駅が最寄りだったので、その京急品川のホームを眺めて懐かしさを噛み締めながら電車に揺られてきました。いうても20分くらいだったけど。なついね。なつってる。(?)

 午前の自分の予定についてはあまりにプライベートに関わるので割愛しますが、これは良いことが起きそうな予感がしてるんです。やっぱりたまには心を見つめて、浄化して、心の底から人の幸せを願う人たちと会って話をしてると、なんか自分も明るい方へ引っ張られて

また休み明けから頑張ろうって前向きになれます。この気持ち大事にしなきゃ。自分の思い描く理想は間違ってないはずなので捨てずに生きていきますよ。僕は。

 

 懐かしさを噛み締めながら、でもやっぱり冬の東京は天気が良いなあなんて思いながらぽけーっと京急に揺られていたら羽田空港国際線ターミナルに着きました。

 すごいー。空港ー。


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 思いの外スッキリしてますね。なんか空港ってもっとごちゃごちゃしてるようなイメージだったんだけど、スッキリしていてわかりやすいです。細マッチョでシュッとしてる、そんな感じ。

 世間知らずな僕ですから、飛行機は乗ったことがなくて、旦那様の搭乗手続き(荷物預けてパスポート確認されるやつ)に付いていってちょっと見させてもらいました。

 空港職員さんの活き活きとしている仕事ぶりがすっごく、いいなぁって思いました。海外の子供ちゃんが広いところではしゃいでるのを、パパママは手続きで忙しいから他の職員さんが遊び相手になっていたり、熟練であろう初老のオジサマ職員さんがそれを見て微笑んでいて。ドラマの1シーンみたいでした。すごく、なんか、感動した。

 多分自分が子供の頃に空港に来ていたら何かしら「将来の夢」に影響はあったと思う。そして僕は思った。もし自分に子供ができたら空港に連れてこようって。

 なんか夢があるんだよなぁ。


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 4階の食事テナントがたくさん入っているエリアでランチを食べました。とても美味しかった。新潟県民をも唸らせる、ごはんが美味しいお店。少し高いけど満足度も高い。出てくるのも早いし。おばんざい御膳みたいな名前だったと思います。中央におそらくトロだと思うお刺身。他にはイワシの煮付け梅肉乗せ、ほうれんそうのおひたしとあさりの酢味噌、牛しぐれ煮、豚肉とつみれと人参の煮物、焼き鮭、卵焼き、一口メンチカツ、漬け筋子とたらこ、あと天ぷら。すっごく豪華。お味噌汁もちょっと赤だしが入ってて風味が良い。

 塩分と風味のバランスがすっごく良かったです。お米もシンプルに美味しくて臭みが全然なかった。他のメニューに「漬物御膳」みたいなのがあって、「おいおいお前さんするってぇとあれかい、漬物だけかい」と思ったけどこのご飯と味噌汁があれば漬物御膳の破壊力はすごいものなんじゃないかと想像できます。ここまた来たいな。

 というかそうだよな、ここは国際線。帰ってきた日本人が一食目に食べたい物を揃えていても何らおかしくはないし、この「美味しい」でやっと一息つけるのならこれはすごいことだと思うぞ。

 とにかくここはすごく美味しかった。東京きたらまた普通に食べに来たいわ。

 ビール飲んじゃった。


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 伊藤園のカフェで抹茶ソフトも食べちゃった。いやあ、空港ってすごいなって思いました。このあと展望台も上がったんだけど、ここまで入場料かからないんだもんね。すごい。子供なんかめちゃ喜ぶんじゃないかしら。実際たくさん子供いたし、大人のお姉さんで楽しんでるグループもいました。

 たぶん愛好家だと思うんだけど、イヤホンしてスマホ画面で離発着の情報を見ているお兄さんがいました。航空無線聴きながら見てるのかしら。ほえー。

 飛行機ってめーーーーっちゃ向こう(遠く)で離発着するのね。なんかスケールのデカさに感動しちゃったよワタシ。

 そういえば学生時代に課外学習で新しい滑走路の基礎工事やってる現場に入れさせてもらったことがあったんだけど、その時の記憶が蘇ったわ。これだけの土量どこから持ってきてるんだって。

 基礎アンカー(?)主柱(?)の防錆処理とか、確かそんな説明を受けた気がする。東京ゲートブリッジもまだ未完成で、この辺すごく開発されてるんだなぁってワクワクした記憶がある。

 ゲートブリッジの周りは相変わらず盛土むき出してなんもないように見えたけど、それがまた無骨でかっこいい。なによりイルミネーションがきれいだよね。

 
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 「ゾクゾクする」っていう僕の第六感が働いていたのがこの東京湾の空港とか埋立地で、それは今でも変わらず「ゾクゾクする」んだけど、現地に行っても相変わらずゾクゾクしました。

 だから、今日あった出来事はすごく良い事の前兆の様な気がするし、僕の将来に深く関わってくるはずなんだと思います。

 何言ってるかわかんないと思うけど、少し先に読み返したときに「今日」受けた感動をもう何度でも思い返せるように、よねろぐとして保管してるんです。

 だから今は意味がわからなくても良いんです。僕らの人生なんて、ささやかなミラクルに裏付けられた問題集みたいなもので、

これはどうだ、この問題はどうだ、なんて降ってくる諸課題をえいやあと解きながら

何かを掴み取って、人格を形成していくのが目的だと思うんです。

 どーせ掴み取るなら良いものを掴み取りたいじゃない。

 そんなところ。

 

 田舎生まれの僕には、やっぱり東京は幾何学的で都会的で、すごいなあと感動してしまうんです。

 東京。僕は仕事をしていたときは通勤で通り過ぎるだけの場所だったけど、住む場所を変えて、改めて足を運んでみると見えなかったものがたくさん見えるようになってました。

 自分の日常は誰かの非日常で、遠ざかったときに良さがわかるなんて、なんとも禅問答にありそうな体験じゃない。こういうのを観自在力を言うのかしら。

 ちがう?