すっごい良かった、まじで。
ポスターがエモい、意識高いって言われてたじゃないですか。あのポスターでなければいけなかったんです。一番の名シーンは確実にあそこ。みんな月をみている。
いろんな映画があって、いろんな切り口でメッセージや価値観を世に出したいっていう気持ちはあると思うんだけど、
この殺伐とした現代に「友情とか愛情とか、仲間とか、そういうポジティブな気持ちって大事だよな!」ってシンプルに打ち出せるドラえもん映画。こういう映画だからこそ、たくさんの大人たちに見てほしいです。実際、最近のドラえもん映画のターゲットは子供たけでなく、僕ら世代も確実に含まれてます。
セリフの速さだったり、展開のテンポだったり。そういうのはほぼ、大人向け。
大人になった今、のび太の不器用だけど大切なものは大切だって言い切る姿にかっこいいなって思うし、ドラえもんのぶれない正義感も心に響きました。
今作本当におすすめです。ワクワクしたし、泣いたし、感動したし、心があたたかくなります。
あと作品中の時期もいいですよね。月をテーマにしてるからか、秋の時期のキレイで澄んだ空だったり夜景だったり、秋の爽やかさを思い出させてくれます。
キャラもかわいいし、ドラえもんは相変わらずポンコツでだめな子設定は活きてるし、のび太もへっぽこだけど、困ってる仲間を助けに行くんですよ、月へ。
本当に仕事の帰りとか、疲れたなーって時に見に行ってほしいです。
大人に見てほしい。そういう映画。