先日、高校の同窓会に行ってきました。
仕事の絡みで高校の大きな同窓会の役員をやっているのです。高校全体の同窓会って言ったら良いのかしら。
◯◯年卒~みたいな名札を付けて、同業の先輩とか他業種でも案外近しい関係の人とかいたり、若輩の僕でもわりと楽しめる会です。今回は職場の先輩も参加してくれたしね。
幸運なことに高3の時お世話になった◯◯先生は当時のまま在任していて、当時の思い出とかフランクな話をしてくれました。
お酒も入り、お互いの記憶が擦り合ってきた頃、少しだけショックなことを思い知ったのです。
写真は同窓会関係ないのですが暗い話なので少しでもテンション安定させるために。うみてらす名立の中にある海鮮丼屋さんのうにいくらミックス丼。100円寿司のうにみたいなミョウバンの匂いがなく、形もキレイ。お醤油は少しだけで磯の香りと塩っけがとても美味しい。いくらもぷりっとしていたけど、いつか食べた北海道仕込みの方が弾力があって僕は好きだ。うにもいくらもたくさん食べるものじゃないな。
話はかなり遡ります。
数年前に市のイベントのステージに友達が出演するとのことで見に行ったら、母校の軽音楽部の生徒さんも出演していたことがありました。
僕は在校時、軽音部の部長だったし「軽音部なくなる説」が起きた時ひとりで奔走したり、他校軽音部と「軽音部同盟」みたいな組織(?)を作り地元の楽器屋さんに割引を無理強いしたり、軽音部には個人的に思い入れがあって、その場で顧問の先生に挨拶したのです。
名刺を渡して、こういう仕事していて、昔部長でした、と。今は地元のライブハウスに出ているんですよ、とか、◯◯先生(既出)まだおいでになるんですか、とか。こんな挨拶をしました。
重複するけど、その頃あたりから同窓会の役員でもあったしね。
で、先日の同窓会。
◯◯先生「軽音の顧問の先生、お前に変な営業かけられたってかなり警戒してたぞ。お前何やったんだ?」って。
え?いやいやいや、え、いや、え? ...え?
何年経っても生徒と先生のパワーバランスをモロに受けながら僕何か悪い事しましたっけ、と動揺しつつ話を聞いていくと、
どうやら軽音部顧問の先生は「ライブハウス関係の大人から生徒を守りたい」と考えているらしく、僕の挨拶もそういう「営業」に感じてしまったそうで。
◯◯先生にもう少し話を聞いていくと
「ライブハウスってさ、未成年の飲酒とか喫煙とか、見て見ぬふりするでしょ。強要もあんの?そういう場所と関係もたせるわけにはいかないよね」
とのこと。軽音部顧問の先生もこういった意見だそうだ。
なるほどそういうイメージがあるのか、と納得してしまった。
僕個人だけの話をすれば、僕は強要とか、未成年と変な関係になったりとか、面倒事になるようなことはしたことはない。
なんていうか一般人側の人間だ。音楽が好きな普通の社会人というスタンスに自分を置いていた。
でも見て見ぬふりと言われると、正直自信がない。
あの顧問の先生に不審の目を向けられてしまったのは、その自信のなさに所以するのかもしれないけれど、僕はライブハウスの"中の人"ではないし、たまに会場を利用してるだけのお客さんだ。
それを"悪い大人"と一緒くたにされてしまって悔しい。
この経験を切り口に「ライブハウスに若いバンドマンが少ないのはあれが悪いこれが悪い」だの「若い人にロックが足りない」だの言うつもりはない。
僕は親しい気持ちで挨拶したのに、相手からは全く逆の警戒をされていたのを知ってしまったのが、とにかくショックだ。
とにかく、ショックなのです。
(寝る前に布団の中でウァァアアアアアってなるくらい)
人間関係て難しくね?難しいよね。