相変わらずサカナクションはすごい。新曲「ショック！」はもう皆さんチェックしたでしょうか。聴いてないなら聴くべきだ。アフロビート最高。公開されているMVはどうやらライブの最中にそのまま撮影したようで、カメラのこっち側には観客がおり、ショックダンスで脇をパタパタさせていたそうだ。楽しそう。
っていう話を金曜の夜に偶然聞いていたサカナロックスの中で山口一郎さんが話していた。ファンと繋がった電話コーナーで「最近ショックだったことは？」と若い子のエピソードをしつこく聞き出し「ショックだった？」と何度も確認し、「ショックでした」と言わせてサビ部分を流すくだりは聞いていてとても楽しかった。そうだ、アフロビートの曲はステージの外でも楽しいんだ。
このMVでもパロディがたくさん散りばめられていそうな気がしてわくわくする。「忘れられないの」で登場した嶋田久作さんの再登場はファンとして嬉しかったし、平成初期のテレビっぽい演出も最早クール。古めのトレーナー着たテレビマンは古舘佑太郎。古舘伊知郎の息子さんっていう配役もセンスの塊。高田文夫っぽくて好きです。
2周目の前半でベースが消えたり、2サビ後の間奏とGtソロからの3サビの繋ぎを凝ってたり、オシャレだぜサカナクション。主旋律とコーラスの掛け合いが多くて、打楽器も管楽器の音もたくさんあるから中高の吹奏楽の楽曲にしても合うと思ったりしてます。どこかの学校でやってくれないかしら。
アフロビートがこんなにキラキラして素敵で、何より楽しいということに気づかせてくれたのは嬉しかったです。何度もループして聴いています。サカナクションと出会ったときの小難しくてインテリジェンスなイメージが少しずつ変わってきて、今は日本ポップス界の魔術師だと思っています。日本のポップスっていいなあと思えたのはサカナクションのおかげだと思います。
話は変わりますが最近の宇多田ヒカル一層すごくね？「君に夢中」のベースラインは脳が溶けそうになる。
その話題はまた今度。
