よねろぐ!

新潟県上越市で活動中のサポートドラマー。音楽から超どうでも良いことまで幅広くカバー。美味しいものはすこしだけ。

風の大地(日記124)

 少し落ち着いたので気をつけながら、友人とゴルフへ行ってきました。

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 久しぶりのゴルフは心も体もリフレッシュしてくれた。たくさん笑ってたくさん歩いて、たくさん楽しかった。お陰で今週の仕事も好調だ。やっぱり外に出て誰かと会って、笑って、それが一番いい。

 書を捨てよ、外に出よう。

  ゴルフはその内包する社交性ゆえに仕事や利害が絡む「オトナ」のスポーツになってしまった。僕はゴルフはもっと自由で、自然的で、なんというか仕事とは切り離したほうが楽しめると思っている。今回は保育園からの同級生と行ったんだけど、心から楽しむことができてリフレッシュできたせいか月曜日からの仕事もしっかり取り組めた。

 ゴルフしてて思うのだけど、なんで大人たちはことゴルフになると「教えてやろう」なんて言って近づいてくるのだろう。

 僕のゴルフは下手くそだと自分でもわかっている。だからうっかり仕事で「ちょっとやってます」なんて言おうもんなら、勘違い講釈垂れが土足であがりこんでくる。実際そういう大人がいるからまじで困る。

 「よしよし、この私が教えてやろう」と思い上がるのはアベレージ80以下のまじで上手い人であってほしいのだが、90くらいの人でも気軽に思い上がっているのが実情である。(くそが)おっと心の声が。

 ちょっと言い過ぎた感があって後味が悪いので、僕が出会ったいい大人の話をしようと思う。

 

 僕にゴルフを教えてくれたのは前の職場の工事所の所長さんだった。協力会社さんが「連休に工事所で行きましょう」と段取りしてくれて、全くできないんじゃ恥ずかしいからって仕事終わりに和光市の打ちっぱなしに連れて行ってくれた。

 所長は仕事ができた。そして教えるのがうまかった。仕事もゴルフも。そんな所長の下にいた僕は、結構本気で「新潟へ帰らずにこの人について関西圏の現場へも行ってしまおうか」なんて考えたこともあった。できる大人だった。

 協力会社さんからは神奈川の厚木のゴルフ場へ連れて行ってもらった。アップダウンの激しいコースで、みんゴルのハードモードで登場するような谷越えコースも経験させてもらった。

 この日は忘れられないくらい楽しかった。

 そしてゴルフの大自然感に圧倒された。鳥の声と風の音、草の匂い、空に消える白球。我々プレイヤーも褒めたり、励ましたり、ちょっといじったり。みんなでその日を楽しいものにしようとする意識があった。これが!これが子供の頃わからなかったゴルフの楽しみか。

 この楽しみ方がゴルフの本当の楽しみ方なんじゃないかって思っている。んで、本当の楽しみ方を味わった僕は今週、ものすごく集中して仕事に取り組めている。

 いいこと尽くめだ。

 

 ゴルフはいい。コロナが落ち着いてくれて、少しずつ日常が戻ってくれて本当に嬉しい。

 もうしばらくは気をつけながら、でも着実に取り戻していきたい。